リスク管理体制

当社は、リスクマネジメント基本規定を定め、取締役会長を委員長とする「リスクマネジメント委員会」において想定されるリスクを、発生の可能性および影響度などをもとに対策を講じ、重要事項については、経営会議及び取締役会において審議して、当社グループ全体の多面的なリスクマネジメントを行なっています。

・事業等に関するリスク
当社グループの業績、財務状況等に影響する可能性があるリスクには、以下のようなものがあります。
  (1)経済状況の急激な変動
当社グループの大きな部分を占める海外事業部は、顧客であるセットメーカーが生産するデジタル家電、産業機器等の最終製品に組み込まれ、その製品需要は販売される国々や地域の経済変動の影響を受けます。従いまして、日本、アジア、欧米等の主要市場における景気後退や需要の減少は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (2)商品価値の下落
当社の主な販売製品はエレクトロニクス業界がメインであります。この業界は価格競争が激しい業界でもあります。日進月歩で新製品の開発が進んでおり乗り遅れることは価格低下を否応なしに突き詰められます。当社は、競争力のある商材を取り揃えることでこれを回避する努力をしておりますが、価格競争の激化や技術革新に伴い陳腐化した商材等の処理に困難が場合が生じた際は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (3)仕入先との契約
当社は、海外のエレクトロニクス部品(主として半導体以外の物)、電子部品(ワイヤーハーネス類)等の代理店販売、又、音楽機器(主としてカー用品)、携帯電話等の充電器を完成品としての販売を行なっております。さらに海外メーカーに生産委託してOEMとして幅広く事業展開をしております。仕入先とのトラブルや中途解約あるいは、商流の喪失等により当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (4)為替相場の影響
当社の仕入先は、70%を海外から購入して日本の顧客へ販売を行なっております。従って、為替相場の変動により大きく為替差損を生じた場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (5)顧客の海外展開
当社は主として、日系顧客(セットメーカー)に電子部品を販売しております。セットメーカーは日本より人件費の低い新興国に開発、生産拠点の移管を進めています。当社はこのような顧客に合わせて海外へ進出しておりますが、当社の販売活動範囲外に、生産拠点が移管された場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (6)カントリーリスク
当社が進出した国又は地域において、政治、経済、社会の変動や法律、規制の改正などの事態が生じた場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
  (7)商品・サービスの欠陥・納期上のトラブル
当社は、商品・サービスの品質や信頼性の向上に常に努力を払っておりますが、商品・サービスの欠陥や納期上のトラブルについて、当社の責任と判明した場合に、契約相手方やその他の第三者から請求を受け、最終的に支払いべき賠償額が製造物責任賠償保険でカバーされない場合は、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
  (8)自然災害等
当社が事業展開する国や地域において、地震、台風、洪水、輸送中の船舶の事故、自然災害又、インフルエンザ等の感染症の発生により、業務停止やサプライチェーンの混乱が生じた場合、当社の業績及び財務体質に影響を及ぼす可能性があります。
  (9)売り上げ債権の回収
当社は取引先の社会信用及び財務状況等から個別に与信限度額を設定し、その範囲内で取引を実行するなど、与信管理に細心の注意を払っておりますが、取引先の急激な経営悪化や倒産などにより、売上債権の回収に支障が出た場合には、当社は業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
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